東京のほぼ中央

調布市は東京のほぼ中央に位置しています。新宿までは約15km。調布というと、東京の都心に近いので、山間部が奥多摩方向に広がる東京の中で、中央に位置しているのは、意外に感じます。
世田谷区、三鷹市、小金井市、府中市、狛江市、さらに多摩川を挟んで稲城市、神奈川県川崎市に接しています。面積は東京都の約1%、中央部に京王線、中央高速、甲州街道が通っています。

 

武蔵野の緑と水の流れ

調布市は武蔵野台地の南側にあり、その北には深大寺を中心にした緑豊かな森が広がり、南には多摩川が流れています。市の面積全体に占める、緑地の割合「緑被率」は約33.2%(平成16年度)、人口1人当たりにすると約35uとなり、高水準です。
多摩川以外にも、水鳥が多く羽を休めている野川も流れていて、調布は緑とともに、水にも恵まれたまちでもあるのです。

 

文化とスポーツ施設

調布市は武蔵野の歴史と様々な史跡がある、文化都市でもあります。調布市役所に隣接している調布市文化会館たづくりでは,市民の文化とコミュニティ活動がより発展する場として活用されています。また,武者小路実篤記念館は,市民の憩いの場としても親しまれています。
その他、教育施設として、電気通信大学をはじめ,桐朋学園,白百合女子大学,東京慈恵会医科大学が立地する学園都市でもありまちづくりにこうした文化施設が貢献しています。
文化施設だけでなく、スポーツも盛んで、豊富なスポーツ施設が充実しているのも調布市の特徴です。神代植物公園付近の総合体育館の、調布飛行場跡地に隣接する調布基地跡地に、味の素スタジアム(東京スタジアム)があります。FC東京と東京ヴェルディのホームグラウンドになっているほか、2002年サッカー・ワールドカップでは、サウディアラビア王国代表チームの公認キャンプ地となりました。また,平成25年に開催する第68回国民体育大会・第13回全国障害者スポーツ大会のメイン会場となります。

 

調布市市民憲章

 悠久の流れをたたえる多摩川,武蔵野の森に囲まれた白鳳仏の深大寺,この自然と歴史に恵まれたまち調布にも急速な都市化が自然の破壊と環境の悪化をもたらしています。恒久の平和を願う私たち市民は,この自然をよみがえらせお互いの生活を尊重し,私たちひとりひとりの手で人間味あふれる“新しいふるさと調布”をつくるため,この市民憲章を定めます。(昭和51年3月25日)

 

  • 私たち市民は,自然を破壊と汚染からまもり,緑と清流と青空に恵まれたまちをつくります。
  • 私たち市民は,つねに自己を啓発し,個性的で清新な文化豊かなまちをつくります。
  • 私たち市民は,健康で快適な生活を目指し,あたたかい心で助けあい,幸せからとりのこされる人のいないまちをつくります。
  • 私たち市民は,お互いに約束をまもり,公共の施設を大切にし,社会意識の向上につとめ,さわやかなまちをつくります。
  • 私たち市民は,ひとりひとりを尊重しあい,すすんでまちづくりに参加し,市民中心のまちをつくります。